QFS01A FDA GMP ( QSR ) コース 2011年4月14日、15日 開催


2011年 FDA GMP ( QSR ) 2日間コース  New !
 
 今までQSR基礎コースは1日コースでしたが、内容が多すぎて消化不良になりがちでした。 そこで、今年から2日間コースに変更し、CAPAコースの内容も取り入れる事に致しました。 尚、従来通り設計管理に関しましては別途1日コースを設けて実施致しますが、設計コースを受講される方も本コースを受講されてQSRの基礎的な知識と設計移管について習得しておくことをお勧めいたします。
 
 医療機器・IVDを米国に輸出している、或いは輸出を考えている会社にとって、米国FDAのGMP( QSR )は、品質システムとして適合させなければならない必要条件となります。 しかし、ISO13585( ISO9001のセクター規格 )だけの品質システムではFDAの厳しい査察にパスしないのも現実です。 クオリス・イノーバがFDA査察準備プログラムで実施している模擬監査結果( 平均20% )を見てもISOだけでは無理があることがおわかり頂けると思います。 また、単純にISOとQSRを単に比較しただけではその違いは理解出来ません。  QSRを理解するためには、FDA査察官向けの査察ガイド( QSIT )や、FDAから出されているさまざまなガイドラインを理解することが重要です。 そこで、本コースではFDAのガイドラインを中心に、多くのFDA査察経験とFDA査察準備プログラムで実施した企業監査経験、FDA査察を受けた後FDAからの企業に出された最新の警告書 ( Warning Letter ) などを元に要求事項の本質を分かり易く説明いたします。 全世界に100以上の向上を持つGEヘルケアコーポレートオーディターとしてこれらの工場を監査してきた豊富な実績とFDA査察経験、また、GEシックスシグマ・ブラックベルトとして多くの品質改善を経験してきた実績で、規制の要求事項のみならず医療機器開発の本質を鋭く説く実践コースです。
 
 
開催概要( 2日コース )

このたびの東日本大震災により被災された見様に心よりお見舞いを申し上げます。
このコースの売上げの一部を義援金として寄付をさせて頂き予定通り開催を致します。
寄付をさせて頂いた情報はご参加頂いた方々に直接ご連絡申し上げます。
 

満席につき募集を終了致しました!
次回のご出席をお待ちしております。 
 
 
日 時: 2011年4月14日(木曜)、15日(金曜) 10:00~16:30 
会場は停電の影響が無いため予定通り実施致します
 
 
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     東京都港区海岸1-7-8
     ( JR浜松町駅から徒歩5分 )
 
対 象: 以下の方々
 これから医療機器を米国に輸出する計画がある
 すでに医療機器を米国に輸出している
 FDA査察準備を行う予定
  
 
 
受講料: ¥90,000( 2日分、テキスト・規制邦訳文・昼食代含む )
割 引: ¥79,000( 2日分、テキスト・規制邦訳文・昼食代含む )
  1社2名様以上ご参加の場合
  続けて設計管理コースも受講される場合
     過去にクオリス・イノーバのセミナーを受講された方( 日経セミナー含みます )
特 割: すでに多くの方が受講されている企業様、企業でのオンサイトセミナー後、継続研修など
でご利用の場合、特別割引を適用させて頂きますのでご相談下さい。
 
定 員: 30名
     ( 出席者全員に教育記録としてご利用できる修了書をお渡ししています。)
 
お申込: セミナ申込みページから必要事項をご記入の上お申し込み下さい。
     折り返し、会場、お振込先情報をメールでご連絡いたします。
     複数人ご参加、複数コース受講、以前受講された方は、その旨ご記入下さい。 
     割引料金でご案内いたします。
     聴講をご希望の方は、聴講希望と記載の上、以前受講された日付をご記入下さい。
  
     FAXでお申し込みをご希望の方は、セミナー申し込み画面をコピーされ、必要事項をご記入の上、
     042-856-2210まで送信して下さい。
 
申込締切: 2011年4月7日
 
お問い合せ: お問い合せのページから必要事項をご記入の上お問い合せ下さい。
       お電話の方はは下記までお問い合せ下さい。
       セミナー事務局 042−856−2208
 
1日目 セミナー内容
 
1.FDA規制の本質
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   FDAのミッション
   FDAの組織
   米国の法規制
   ISOとQSRの本質的な違い
   理解すべきガイドライン
   品質管理と品質改善
   品質管理の本質を理解する
   FDA査察とは
   情報の入手
2.FDA査察の本質
   FDA査察とは
   査察の頻度
   品質不良が招く査察リスク
   Warning Letter ( 警告書 )
   FDA査察準備
   査察の本質
3.QSITとは
   QSIT手法とは
   QSITアプローチ
   FDA解析データ
   4つのフォーカスエリア
4.各規制要求事項
 
   820.20 経営者の責任
        マネジメントレビューが決める会社の品質管理姿勢
   820.22 品質監査
        QSITに従った監査手法と監査報告のあり方
   820.25 要員
        教育の重要性:教育の手法と記録の取り方
   820.30 設計管理
        ライフサイクル製品開発手法
        まったく理解されていない設計検証と設計バリデーションの相違
   820.40 文書管理
        タイムリーに適切な人に理解されるとは?
   820.50 購買管理
        これからの潮流、サプライヤー監査に求められるもの
   820.60 識別
        混同を防止するための識別方法とは?
   820.65 トレーサビリティー
        体内埋込機器だけではなく。。
   820.80 受領、工程内及び完成品の受け入れ
        受入試験方法、完成品の管理方法
   820.86 受入の状態
        状態表示をするとは
   820.90 不適合品
        不適合品の処理、Re-Processing と Re-work の相違
   820.120 機器のラベリング
         リコールの多くラベリングの品質管理とは
   820.130 機器の梱包
         梱包箱を見れば設計が判る
   820.140 取扱い
         混同・劣化・損傷・汚染を発生させないとは
   820.150 保管
         倉庫など保管エリアのリスクとは
   820.160 流通
         劣化品の流通を防ぐ品質管理とは
   820.170 据付け
         インスタレーション手順書のV&Vとは
   820.180 記録
         Objective Evidence を示すための記録管理
   820.181 機器原簿(DMR)
         DMRの定義を知っておき識別する
   820.184 機器履歴簿(DHR)
         製造記録の管理方法
   820.186 品質システム記録
         FDAが要求する品質システム記録
   820.200 付帯サービス
         サービス記録の分析とマネジメントレビュー、MDR
   820.250 統計的手法
         統計的に品質を理解する重要な要素
 
2日目 セミナー内容
 
   820.70 生産及び工程の管理
         工程管理の方法と工程検証、工程バリデーション、設備バリデーション
         工程リスクマネジメント
   820.72 検査・測定及び試験装置
         意図した用途への適切性
         正確度と精密度
   820.75 工程の妥当性確認
         VMP、DQ、IQ、OQ、PQ
         工程バリデーションの進め方と記録の残し方
   820.198 苦情ファイル
         必ず査察で確認される苦情ファイルの管理方法
   820.100 是正処置及び予防処置( CAPA )
         CA,PAの違いとCAPA7ステップを理解する
         CAPAの効果的なマネジメント方法と再発防止