FDAの査察で依然として最も指摘が多いカテゴリーがCAPAであり、FDAは品質を改善するためのCAPA( 是正処置及び予防措置 )を見ることで、規制順守のみならず、企業の品質活動に対する姿勢を確認しようとします。そして、ISOでCAPAを理解しているはずの企業は、実はまったく理解していないとFDAは明言しています。このセミナーでは、FDAが実施したトレーニングから規制要求事項を説明し、FDAの Warning Letter などの事例からCAPA、MDR、CAR規制要求事項を理解します。FDAの規制に適合するフォーマットを実際に考え作り、セミナー終了後には、すぐに会社で使用できるCAPAフォーマットが完成することでしょう。クオリス・イノーバでは、100以上の工場を持つGEヘルスケアのコーポレートオーディターとして世界各国の工場を監査し、CAPAで改善させてきた実績と、GEシックスシグマ、ブラックベルトの資格を持ち、CAPAの7つの改善ステップがGEシックスシグマに似た品質改善活動である事を豊富な品質改善経験を通して説明し、日常的な活動としてCAPAを積極的に導入する方法を説明します。
日 時: 2009年6月16日(火曜)
10:00〜16:00
会 場: 東京都千代田区永田町: 薬業健保会館
講 師: クオリス・イノーバ 代表 木村 浩実
受講料: ¥47,000−( 資料・昼食込み )
¥40,000−( 1社2名様以上、或いは
以前弊社セミナーを受講された方 )
* 社内教育記録としてご活用用頂ける修了書を発行しております。
お申し込みは、セミナー申込み画面からお申し込み下さい。 折り返し、振込先、会場等のご案内を差し上げます。
申込締切:6月11日(木曜)
セミナーの内容
1.CAPAが査察の重要な要素である理由
FDA の解析と結果
2.CAとPAの相違
CAとPAの違いを理解する
CAとPAの例題
3.CAPAの規制要求事項
21CFR Part 820.100 CAPA
規制要求事項の重要ポイント
4.MDR、CARの規制要求事項
21CFR Part 803 MDR
21CFR Part 806 CAR
5.Warning Letter から学ぶ
同業者のWarning Letter から学ぶ
Warning Letter の検索方法
6.QSIT
CAPAはQSITの重要な要素
CAPAの適用範囲
7.CAPAの7ステップ
シックスシグマと似た品質活動
ステップ1 問題を検出し明確にする
ステップ2 問題を詳しく調査する
ステップ3 根本原因を特定する
ステップ4 是正或いは予防する為の処置をとる
ステップ5 処置された結果を文書化
ステップ6 処置を施した結果を検証する
ステップ7 効果の確認を行う
8.ワークショップ
規制要求と改善活動の本質を盛り込んだ
CAPAフォーマットの作成
9.ワークショップレビュー
規制要求事項が盛り込まれたフォーマット解説
コース概要・お客様の声
セミナーのパンフレットは
Qualys Innova FDA CAPA Course 0904 SB0812d.pdf