QFS03: FDA CAPAコース

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CAPA Couse

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FDAの査察結果を統計的に調べてみると、FDAの査察で最も多い指摘のカテゴリーがCAPAであることをご存じでしょうか? CAPAとはISO13485  8.5改善の項目で是正処置( CA )、予防処置( PA )として規格化されているのでどの会社でもお馴染みです。クオリス・イノーバのGAP監査でも、まともにCAPAを理解して真の品質改善を実施している企業は今まで見たことがありません。その原因はISOを間違って理解している事とTQMを実施していないからです。そのため、GHTFガイダンスではその間違いを正す異例な序文から始まっています。FDAは品質を改善するためのCAPAの結果を見ることで、規制順守のみならず 、企業の品質改善活動に対する姿勢を確認しようとします。それだけではなく、このCAPAは品質改善活動してよく知られるシックスシグマのツールとよく似ており、シックスシグマをわざわざ導入することなくCAPAで品質改善ができます。 本コースでは、GEシックスシグマブラックベルトとして多くの改善経験を持つクオリス・イノーバならではの、シックスシグマの要素を交えた解説に加え、Warning Letter で指摘されている実例を元に、QSITを用いてCAPAをわかりやすく解説し、コース終了時には、適切なCAPAのフォーマットを完成させ、どう運用すればシックスシグマ活動のような品質改善結果を得られるのかを理解し、企業で実践することができるようになります。

 

Voice2.pngミナーに参加していただいたお客様の声です。* 十数年間ISO品質システムの体制下で物事を判断してきましたが、なかなか品質改善に結びつかないことが多くありました。 しかし、CAPAでの考え方を入れることで品質改善の可能性が見えてきました。

 

* GEの実例を基に説明してもらい、CAPAの基本的な考え方がわかりました。 実際に運用していくことがポイントだと思います。
* 是正処置と予防処置が両方実施されることはない。 これは目からうろこでした。 
* 是正と予防は全く別の運用をしなければならないことがよくわかりました。 また、(CAPAのフォーマットについて)自社の内容に不足が多くあることがわかり大変参考になりました、
* FDA対応として取り組むよりは、品質改善として取り組むと言う考えに共鳴しました。 

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