9. プロセスがあって組織がある

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よい経営者は中長期経営戦略で組織を再編成する際、まず目標を達成するための主たるプロセスを決める。これら主プロセスを機能させるサブプロセスは、主プロセスオーナーに任せる。さらに主プロセスを円滑に機能させるクロスプロセスが必要だ。これらのプロセスに名前を付ければ本部であり、部、課となる。決して従前の組織を引きずることをしない。経営者は経営会議でプロセスのオーナー(直属の部下)に、目的を達成するためのリソース(プロセス)がうまく機能しているかどうかをパラメータで傾向監視しておけばよい。ここに品質システムがいうプロセスアプローチの本質があり、これをプロセスアプローチという。(社長は直属の部下にプロセスを任せ、プロセスが機能し目的を達成できるか監視をする)