QSRに適合しているといううたい文句の手順が 売られています。 他社の手順を参考程度に見るのならまだしも、人の手順を真似したところで、所詮人のもの。 査察の際に説明できないばかりか、理解出来ていないので手順に従ったエビデンスなど示せません。 そこで、それではということで商売がまた始まるわけです。 販売されている手順のほとんどは、規制、規格、ガイダンスを盛り込んだだけで実際に運用実績のあるものではありません。
このような企業で監査をする際に質問をしてみます。 「 この手順のフローチャートを書いてみて? 」「 えーっと、( かなり時間をかけて書いて )こうなります!」(^0^;) すかさず外野席から「 え〜? 俺たちはこうやってるんだけど、違ったの? 」(-_-#) さらに別の外野からも「 え〜?俺たちはこうやってるよ。。」 (^◇^;) 一同大笑い。。責任者だけ引きつってます。(;。;)
手順は作り方があります。 理解していない人が作っても、誰も手順通りには作業できません。 まず、規制、規格、ガイドラインの本質を理解し、フローを書いてみて、トライアルで廻してみないと手順は書けません。
さらに運用となるとしんどいですね。。そこで、山本五十六の名言がよいヒント。「 やってみせて、言って聞かせて、やらせてみて、ほめてやらねば人は動かじ 」